陸上自衛隊仙台駐屯地は6月30日、所属する自衛隊員が酒気帯び運転をしたとして、この隊員を停職3カ月の懲戒処分としました。

停職3カ月の処分を受けたのは、仙台駐屯地の東北補給処に所属する2等陸曹(38)です。

仙台駐屯地によりますと、2等陸曹は去年8月5日朝、隊員を対象に不定期で行っているアルコールの抜き打ち検査で、基準値を上回る0.16ミリグラムのアルコール量が検出され、通勤の際に酒気帯び運転をしていたことが判明したということです。

2等陸曹は休みだった前日昼から夜にかけて、自宅で缶ビール1本と缶チューハイ3本、缶ハイボール1本を飲んでいて、仙台駐屯地の調べに対し、「アルコールが残っている自覚がなかった」などと話しているということです。仙台駐屯地は、2等陸曹を停職3カ月の懲戒処分としました。

仙台駐屯地の黒田耕太郎東北補給処長は「事案を重く受け止め、隊員一丸となって信頼回復に努めてまいります」などとコメントしています。

仙台放送
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