日米関税交渉でアメリカを訪問していた赤沢経済再生担当相が帰国のため、まもなく現地を出発します。
滞在期間を延長していましたが、ベッセント財務長官と直接会談する機会はなかったものとみられます。
赤沢大臣は日本時間29日午後10時半ごろ、アメリカ・ワシントンで滞在していたホテルを出発し、空港に向かいました。
7回目の日米関税交渉に臨んだ赤沢大臣は、滞在中、ラトニック商務長官と2日連続で協議していました。
滞在期間を延長し、交渉を主導するベッセント財務長官との直接会談を模索していたとみられますが、実現しなかった模様です。
7月9日に相互関税上乗せの一時停止措置の期限が迫る中、自動車関税を含め、依然、合意への道筋は見えていません。