庄原市の住宅で80代の女性が殺害された事件で、遺体が発見された前日の朝に知人が女性の姿を見かけていることが新たに分かりました。

事件が起きたのは今月24日、庄原市東城町の住宅。
一人暮らしの矢吹定代さん(84)が、頭から血を流して死亡しているのが見つかりました。
矢吹さんの死因は頭を複数回殴られたことによる失血死。
犯人は現在も逃走中です。

知人によると、矢吹さんの遺体が発見される前日の午前10時半すぎに、矢吹さんが自宅の庭にいるところを見かけたということです。

一方、庄原市教育委員会は事件を受けて、26日市内の公立小中学校20校を臨時休校としましたが、27日授業を再開。
現場近くの小学校では、警察官が見守る中、保護者と一緒に学校に向かう児童の姿が見られました。

【保護者は】
「(子どもにとって)殺人事件というのが言葉自体がすごくショッキング。不安だったりを抱えているようなので早い解決を望んでいる」

市教委は、可能な範囲で保護者による送迎や不要不急の外出を避けるよう呼び掛けています。

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。