アメリカのトランプ大統領がイランの核施設攻撃に対して広島長崎への原爆投下を引き合いに正当化する発言をしたことを受け、被爆者たちが２６日、原爆ドーム前で抗議活動を行いました。
抗議活動には県被団協や県原水協などのメンバーおよそ５０人が参加しました。
【県被団協・佐久間邦彦理事長】
「絶対に許せない。被爆者としても許せない。二度と繰り返してほしくない」
県被団協の佐久間邦彦理事長はこのように述べ、イランの核施設への攻撃を広島長崎への原爆投下を引き合いに正当化する発言をしたトランプ大統領を非難。
発言の撤回と謝罪を求める抗議文を読み上げました。
【県被団協・佐久間邦彦理事長】
「特に広島に対しての原爆に対する考え方がトランプ大統領の頭の中にない、それを無視して言っているからああいうことが平気で言えるのではないか」
採択された抗議文は２７日、アメリカ大使館と日本政府に送るということです。
