自転車で車の前に飛び出す、いわゆる“ひょっこり男”に実刑判決です。

多くの車が行き交う道路で自転車に乗りふらふら。
2024年、千葉県各地で目撃された、自転車で車の前に飛び出す“ひょっこり男”。

26日、車の通行を妨害した罪に問われていた成島明彦被告(38)に実刑判決が言い渡されました。

対向車線に飛び出し、トラックの前でひょっこり。
さらに、バスの前でもひょっこり。

自転車に乗り、こうした危険な行為を繰り返していた成島被告。

2024年7月に行われた初公判では「他人に危害を及ぼすような運転はしていない」などと起訴内容を否認。

さらに、過去には埼玉県でも同様の危険行為を行い実刑判決を受けたにもかかわらず、危険な行為を繰り返していたのです。

検察側は懲役1年4カ月を求刑していましたが、千葉地裁は「実際に事故は起きていないが非常に危険な行為」「2度も処罰をされながら同種の事案を起こしたことは強く非難される」として、懲役1年の実刑判決を言い渡しました。