80年前に原爆で被害を受けた長崎市の小学校に平和への願いを届けようと、宮崎県串間市の小学生が千羽鶴づくりに励んでいます。

休み時間に千羽鶴を折っているのは串間市の北方小学校の6年生9人です。
千羽鶴は長崎市の爆心地から近くにあり原爆でおよそ1300人が犠牲者になった山里小学校に寄贈します。

この取り組みは今年3月で休校となった串間市の秋山小学校が県原爆被害者の会串間支部からの依頼で42年間続けてきたもので交流のあった北方小学校が引き継ぐことになりました。

(児童)
「一生平和が続くように願って折っています」
「戦争が無く平和で幸せに暮らせるような世界になって欲しいと思います」

(児童)
「戦争が2度と起きず平和な世界が続いて欲しいという気持ちで折っています」
「全員が楽しく平和に過ごせる世界になって欲しいです」

児童たちが折った千羽鶴は県原爆被害者の会串間支部の会員が8月9日に長崎市の山里小学校で開かれる「平和祈念集会」に参加し直接届けることにしています。

(みんなで)
「千羽鶴で世界が平和になりますように」

テレビ宮崎
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