米価格の高騰を巡りJA全農は、備蓄米の流通拡大に向けて稼働を増やした精米工場の内部を公開しました。
JA全農が公開した兵庫県内の精米工場では、現在、稼働率を1.5倍まで高めて月2000トンの備蓄米を精米しています。
備蓄米の流通拡大により、米の平均価格はおよそ3カ月ぶりに3000円台となりましたが、全農は、「流通経路の複雑さ」が価格高騰に繋がった可能性を示唆しました。
【JA全農 金森正幸常務理事】「新たに参入されたプレイヤー、事業者がいるかもしれない。正直我々も全容はなかなかつかめてなく困惑している」
備蓄米の販売期限は8月末までですが、精米施設の不足などから小売業者は期限の延長を求めています。