南陽市の高校生が、地元の特色を生かしたおにぎりの開発を進めている。2カ月後の販売を目指して地元のおにぎり専門店のスタッフからアドバイスを受けた。
おにぎりの開発に取り組んでいるのは、市役所と連携して南陽市の活性化を目指すボランティアサークル・南陽高校市役所部。
開発するおにぎりのポイントは「地元の味へのこだわり」。
特産のオカヒジキを取り入れたものと、2種類のラーメンの風味を生かした計3品の商品化を目指している。
開発には、市内のおにぎり専門店やラーメン店が全面協力。
24日の試作会で、おにぎり専門店のスタッフからおいしい握り方のポイントを教わったり、試作品の味付けや食感などについてアドバイスをもらったりした。
(オニギリヤマサイ・山口智代表)
「食感で楽しませるアイデアは良いと思うので、ぜひもう一工夫してみてください」
(生徒)
「心配だったがおいしいと言ってもらえて、アドバイスももらえてよかった」
「みんなで少しずつアイデアを出しながら、より良いおにぎりにしていきたい」
南陽高校市役所部が開発を手がけるおにぎりは、8月末のイベントでの販売を予定している。