「梅雨」の雨や草花を和紙で表現した作品展が島根県浜田市で開れています。
うっとうしい梅雨に、一服の清涼感を醸し出しています。

細い線が降りしきる雨、開いた穴が大粒の雨を連想させる作品。
長さが9メートルもある和紙で梅雨を表現しています。

浜田市三隅町にある「石州和紙会館」で紹介されているのは、埼玉県在住の和紙造形作家・森田千晶さんが手がけた梅雨をテーマにした作品40点です。
どの作品も手で触れる事ができ、和紙独特のやわらかさを感じることができます。

森田さんの作風は「透かし」という和紙の技法を使ってレースのような繊細な模様を創り出すのが特徴で、鑑賞した人たちも、和紙が織りなす清らかな雨の情景を静かに楽しんでいるようでした。

この森田千晶さんの和紙の作品展は、7月10日まで浜田市三隅町の石州和紙会館で開かれています。

TSKさんいん中央テレビ
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