後を絶たない富士山の閉山期間中の遭難。富士宮市長が救助の有料化を鈴木知事に求めました。
6月24日、鈴木知事を訪れたのは静岡県富士宮市の須藤秀忠 市長。
求めたのは富士山で閉山期間中に遭難した場合の救助費用の有料化についてです。
斜面は凍結し、猛烈や風や吹雪が吹く閉山中の富士山。
4月には中国人大学生が1週間に2回遭難するなど遭難が後を絶たず、救助の有料化の議論が活発となっています。
須藤市長は24日、鈴木知事に閉山期間中の救助について一定の自己負担が生じるような制度を検討するよう要望しました。
富士宮市・須藤秀忠 市長
自己負担という(発言の)言い出しっぺで一度も来なかったので、それは中途半端だと思い、きょうはどうしても(要望したいと来た)
静岡県・鈴木康友 知事:
まったく私も同じ気持ちで、ルールを無視した登山をいかに抑制するかが非常に重要になるので検討して引き続き対応していきたい
有料化については法律上の課題もあるため、鈴木知事は山梨県と足並みを揃えながら検討を進めています。