鮮やかな紫色の花をつける「リンドウ」の出荷が、鳥取県智頭町で始まっています。

濃い紫色の花びらが涼しさを感じさせるリンドウ。
県内唯一のリンドウの産地、智頭町の選花場では6月24日から出荷作業が始まり、栽培する農家の人たちが手作業で虫がついていないかや、茎が曲がっていないかなどを確認していました。

昼と夜の寒暖差が大きい智頭町では、気候を活かして7戸の生産者が栽培を行っていて、JAによると、2025年は春先の気温が低くやや生育が遅れたものの、その後は天候が回復し順調に育ったということです。

JA鳥取いなば智頭りんどう生産部会・林田紀義部長:
(今年のリンドウは)色もいいし太さも太いものが出ているなと思っている。仏花だけでなく玄関に飾ってもらって、涼しさを味わってもらいたい。

智頭町のリンドウは、8月上旬まで関西などに6万本を出荷するということです。

TSKさんいん中央テレビ
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