宮城県川崎町では地元の小学生が町内にある釜房ダムを見学し、ダムの役割などを学びました。
釜房ダムを見学したのは、川崎小学校と川崎第二小学校の4年生の児童32人です。この見学会は自分たちが住んでいる町にある、ダムについて学ぼうと行われました。
釜房ダムは1970年に完成し、ダムの水は仙台市や名取市などの水道水として使われているほか、工業用水などにも利用されています。児童たちはスライドをもとに説明を受け、釜房ダムには下流に流れる水の量を調節して洪水を防ぐなど、さまざまな役割があることを学んでいました。
解説員
「このようにいろいろ役割を持っているダムを、多目的ダムと呼んでいます」
また、ダムが造られた場所にはかつて1100人あまりが住み、小学校の分校があったことなど、釜房ダムができるまでの歴史も学びました。
小学生
「分からないことも知ることができた。楽しかった」
「釜房ダムのことをいろいろ知ることができてよかった」
児童たちは6月24日に学んだことをレポートにまとめて、クラスで発表するということです。