安佐動物公園で飼育されていたチンパンジーの「ナナ」が、繁殖のため東京の多摩動物公園へ引っ越しです。
24日、多摩動物公園へ移されるのはメスのチンパンジー「ナナ」です。
「ナナ」は、死亡したオスから採取した凍結精子を使った人工授精に世界で初めて成功した個体です。
1998年に誕生したナナは、安佐動物公園で飼育されていましたが、国内のチンパンジーを繁殖させるため多摩動物公園へ移されることになりました。
安佐動物公園によりますと、「ナナ」を乗せた車は24日出発し、25日朝には多摩動物公園に到着する予定です。