富山市議会議員選挙で落選した候補者の親族が、選挙前に接待したとして書類送検されていたことがわかりました。

公職選挙法違反の疑いで23日に書類送検されたのは、今年4月、富山市議会議員選挙に出馬し落選した男性候補(62)の親族の60代の男性です。
捜査関係者などによりますと、親族の男性は今年2月に富山市内の飲食店で、知人男性7人に対し、候補者への投票や票のとりまとめを依頼し、1人あたり数千円の食事と酒で接待した疑いが持たれています。

県警は接待を受けた7人も書類送検していて、一部を除いておおむね容疑を認めているということです。
候補者の男性はBBTの取材に対し、「接待の飲食の場があったことを知らなかった」と答え、事件への関与を否定しています。