宮城県富谷市が行っている新たな総合病院の公募を巡り、応募があった2つの事業者のうち、1つは東北医科薬科大学若林病院であることが分かりました。

県が主導した病院再編構想を巡り、仙台市青葉区の東北労災病院が富谷市への移転を断念したことを受け、富谷市は別の総合病院誘致に向けた公募を行っています。

富谷市は締め切り日の6月20日までに、2つの事業者から応募があったことを明らかにしていますが、その後の関係者への取材で、そのうちの1つが東北医科薬科大学若林病院であることが分かりました。

東北医科薬科大学は仙台放送の取材に対し、「コメントは差し控える」としています。

富谷市は決定した事業者に対し、労災病院移転のために取得した土地を無償で貸し出すことにしていて、24時間の救急医療体制を整備することなどを条件にしています。

仙台放送
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