交際相手と共謀して知人男性の遺体を損壊し山に遺棄した罪に問われている女の裁判で、検察側は懲役2年を求刑しました。
起訴状などによりますと、事件当時19歳だった女は会社役員の男(29)と共謀し、2024年6月に知人の男性の遺体を燃やしたり切断したりしたあと、静岡県藤枝市の山に埋めたとされています。
6月24日の裁判で、検察側は「死者の尊厳を軽んじた悪質な犯行で、犯行全体を通じて重要な役割を果たした」などと指摘し懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は「従属的な立場でいやいやながら関与し、車の運転や荷物持ちとその度合いも極めて小さい」などと主張し執行猶予付きの判決を求めています。