石破首相は23日夜の記者会見で、アメリカの攻撃を受けてイランがホルムズ海峡を封鎖する可能性について「最大の緊張感を持って注視したい」と述べました。
石破首相:
ホルムズ海峡の封鎖される可能性について、今、予断を持ってお答えはできません。中東に石油の8割を依存している我が国のエネルギー安定供給にとって重大な影響を及ぼすものですので、引き続き、最大の緊張感を持って注視をしてまいりたいと思っています。
石破首相は、「事態の早期沈静化が一番重要だ」とした上で、「対話の道が再開されることを強く要請する」と述べました。
石破首相:
今回のアメリカの対応は、事態の早期沈静化を求めつつ、イランの核兵器保有を阻止するという決意を示したものだと考えております。
また、石破首相は7月の参議院選挙の勝敗ラインを問われ、非改選の議席と合わせて参議院全体での過半数を目指す考えを示しました。