「次は西4丁目、西4丁目、プロテイン専門店エゾボリック前です」「次はすすきの、すすきの、ホームエージェント前です」

 札幌市交通事業振興公社は6月23日、札幌市電の5か所の停留場で新たな「副名称」が決まったと発表しました。

 副名称は7月から停留場の看板に記載されるほか、車内アナウンスで読み上げられます。

 新たに決まった5停留場の「副名称」は、西4丁目が「プロテイン専門店エゾボリック前」、すすきのが「ホームエージェント前」、ロープウェイ入口が「ヤシマ本社前」、東屯田通が「土田病院前」、山鼻9条が「いちたかガスワン前」です。

 いずれも7月から5年間の契約が決まりました。西4丁目とすすきのの停留場は年間66万円。5停留場の収入総額は1188万円です。

 収入は施設の改修や人手が不足している運転手の待遇改善などに充てられます。

 副名称のネーミングライツ募集は、利用者の減少などで財政が悪化していることから、2024年度に続いて15停留場を対象に行われました。

 振興公社は「残りの停留場も再度募集したい」としています。

北海道文化放送
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