1か月前、初競りで2玉100万円の値がついた高級フルーツ「夕張メロン」。産地、北海道夕張市の畑で120玉が食い荒らされました。警察はヒグマによるものとみています。
6月22日午前6時ごろ、夕張市沼の沢のメロン畑で、農家が食い荒らされた夕張メロン4玉を見つけました。
翌23日午前6時ごろ、農家が再び畑を確認。被害は120玉に増えていて、猟友会に連絡し警察にも被害が報告されました。
猟友会と警察で付近を調べたところ、近くにあったポプラの木にクマの爪痕を発見しました。クマの足跡や糞はありませんでした。
現場は農家の自宅から200メートルほど離れた場所で、警察がパトカーによる警戒を続けています。
夕張メロンは贈答品として人気があり、5月26日に行われた札幌での初競りでは、2玉100万円の値がついていました。