秋田県大仙市で8月に行われる「大曲の花火」の概要が23日に発表されました。大会提供花火では希望と平和への祈りを表現します。

全国花火競技大会「大曲の花火」は、県の内外から多くの人が訪れるイベントで、2025年は8月30日に開催されます。

大会では県の内外の28の事業者が約1万8000発を打ち上げ、その技を競います。

毎年の目玉、大会提供花火のテーマは「交響詩フィンランディア」。フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの作品です。

音楽に合わせて「苦難」「闘争」「勝利」「愛国心」「輝く未来」の各テーマを花火で表現し、希望や平和への祈りを込めます。地元大仙市の4社が担当し、5分半の間に約2200発を打ち上げます。

大曲商工会議所・齋藤靖会頭:
「2年前、ウクライナ戦争が始まった年に『展覧会の絵』をテーマに平和について大会提供を企画した。いまだにイランのほうで戦争が起こっている状況の中で、もっと大曲の花火としても平和について問いかけていかないといけない」

大曲商工会議所での有料観覧席の直接販売は、7月6日の午前7時からです。

なお、6月28日には大阪・関西万博で大曲の花火が披露される予定です。

秋田テレビ
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