日本銀行秋田支店の種村知樹新支店長が23日に着任し、「秋田の様々な現場に足を運び、県民目線で知恵を絞っていきたい」と意気込みを語りました。

日本銀行秋田支店の支店長に就任した種村知樹氏は、鹿児島県出身の52歳です。東京大学大学院を修了後、1998年に入行し、金融機構局参事役などを経て、23日に秋田支店長に着任しました。種村支店長は、ロンドン事務所など海外での勤務も複数回経験していることから、国際的な目線も含めた金融経済の状況分析や発信が期待されています。

新支店長としての意気込みについて、種村支店長は「県内の様々な現場に足を運び、県民と同じ目線で知恵を絞っていきたい」と述べました。

また、県内で再生可能エネルギーへの投資が活発化する中で、秋田の印象を問われると「人口減少も、定住人口のみならず交流人口を増やそうという試みや、強風という利点とはなり難いものを生かした風力発電などのプロジェクトを軌道に乗せようとする試みを、官民一体となってやっていることがとてもポジティブな面である」と話しました。

種村支店長は、秋田のスポーツや文化などを楽しみながら、県内経済の発展に尽力したいとしています。

秋田テレビ
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