政府は23日、参議院議員選挙を7月3日公示、20日投開票とする日程を決めました。選挙に向けた準備が本格化する中、秋田県警察本部は選挙違反の取締本部を設置しました。
政府は23日の閣議で、参院選の日程を7月3日公示、20日投開票とすることを決定しました。
公示まであと10日となった23日、県警察本部は選挙違反の取締本部を設置し、刑事部捜査第ニ課の入り口前に看板を掲げました。
県警によりますと、前回2022年の参院選秋田県選挙区では、ポスターの掲示違反が11件、文書の配布などに関する違反が3件あり、計14件の警告を行ったということです。
県警は県内14の警察署にも現地取締本部を設置し、約1600人態勢で対応にあたります。
県警刑事部捜査第二課・阿部豊次長:
「今後、各陣営とも活動が活発化し、激しい選挙戦の展開が予想される。県警は選挙の自由と公正を確保するため、厳正・公平な取り締まりを推進する」
なお、参院選秋田県選挙区には、無所属の現職・寺田静氏、自民党の元職・中泉松司氏、参政党の新人・佐藤美和子氏、政治団体NHK党の新人・本田幸久氏の4人が立候補を表明しています。