宮城県石巻市の半島部にある病院で、７月１日からオンライン診療を始めるのを前に、６月２３日、デモンストレーションが行われました。
牡鹿半島にある石巻市立牡鹿病院です。７月１日からオンライン診療を始めるのを前に、２３日、斎藤市長を患者役としてデモンストレーションを行いました。
医師「その後、変わりありませんでしょうか？」
市長「はい、おかげさまで大丈夫です」
オンライン診療では患者がスマートフォンやタブレットなどを使い、自宅などにいながら医師の診察や薬の処方を受けることができます。
牡鹿病院でのオンライン診療の対象となるのは、高血圧や糖尿病などで定期的に通院していて、症状が安定している患者です。オンライン診療の導入により、患者は毎月の通院を３カ月に１度のペースにすることが可能となり、移動が困難な患者の利便性の向上や院内での感染リスクの軽減などが期待されます。
牡鹿病院 阿部康二病院長
「牡鹿地域の地元の方々で、どうしても高齢で足腰が弱いとか、家族が連れてくるのが大変だということになりますと、ぜひこれを活用・利用いただければ」
オンライン診療は毎週火曜日と木曜日に行われ、希望者は予約が必要だということです。
