熱戦が続く岡山県高校総体の話題です。6月22日に倉敷市で、水泳競技が行われ、注目選手が活躍しました。

倉敷市屋内水泳センターで行われた岡山県高校総体の水泳競技は22日に最終日を迎えました。男子の注目は、関西3年の杉莉音。

2024年、インターハイと国民スポーツ大会の自由形で6位入賞を果たしている杉。22日のレースでは、持ち味のスピードを生かし、前半、積極的に攻めます。折り返した後、後半も粘って泳ぎ切ることができたという杉は、後続との差をぐんぐん引き離し、1位でフィニッシュ。記録は51秒17で、見事、大会記録を更新しました。杉はリレーを含め、5種目で優勝しています。

(関西3年 杉莉音選手)
「(大会新について)尊敬している先輩(三宅琉暉選手)のタイムを塗り替えられたのは、うれしいんですけど、ここで満足せずにもっと上を目指せるように頑張ります。自分の泳ぎを作っている途中なんですけど、それをインターハイまでに作り上げて全国で戦えるような選手になっていきます」

女子の注目は、倉敷古城池3年の中村美羽。中村は平泳ぎで、2023年の鹿児島国体で優勝、2024年のインターハイは準優勝を果たすなど、実績を残してきました。この日、本調子ではなかったという中村。前半を1位で折り返すと、後半もトップを維持します。自身が持つ岡山県高校記録や大会記録には届きませんでしたが、1位でフィニッシュしました。中村はリレーを含め、3種目で優勝しています。

(倉敷古城池3年 中村美羽選手)
「絶対大会新を狙いたかったんですけど、思うように調子が上がらなくてコーチとか家族とかと話したりして、やっぱり自分は優勝目指したいと思っているので、今年もインターハイ優勝目指しています」

水泳は、各種目の上位8人がインターハイの出場権を懸け、7月18日から鳥取で開かれる中国大会に出場します。

岡山放送
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