23日午後、福岡県北九州市の小学校でプールの授業後に複数の児童が気分が悪いと訴え、10人以上が病院に運ばれました。
警察や消防が当時の状況を調べています。
消防によりますと23日午後0時半ごろ、北九州市小倉南区の高蔵小学校で「高学年の子供が気分不良を訴えている」と通報がありました。
児童10人以上が病院に運ばれ手当てを受けていますが、重症の人はいないということです。
警察や市の教育委員会によりますと、23日にプール開きがあり5年生と6年生の計46人がプールで授業を受けました。
その後、22人に手にしびれや湿疹の症状があり、ほかに3人が腹痛を訴えたため救急車を要請したということです。
学校は関係機関による水質調査を行い、原因が特定されるまで市内のすべての市立小・中・特別支援学校でプールの授業は中止することにしています。