東京・世田谷区で2023年に元交際相手の女性を殺害した罪に問われている中国人の男が、初公判で起訴内容を認めました。
中国人の王雷被告(31)は2023年11月、世田谷区内のマンションで、以前交際していた当時24歳の女性の胸などを複数回刺し殺害した罪に問われています。
初公判で起訴内容に間違っているところはないかと問われた王被告は、「ありません」と述べ、認めました。
検察側は冒頭陳述で、「王被告は女性との別れを受け入れることができず、金銭的な支援を被害者に持ちかけるなどした。警察から2回警告を受け、連絡を取らないことを誓約していた」とした上で、「女性に一方的な執着心を募らせ、待ち伏せして殺害した」と指摘しました。