石破首相は、80年前の沖縄戦で犠牲となった女子生徒らを慰霊するひめゆりの塔を訪れました。
沖縄県を訪問中の石破首相は23日午後、ひめゆりの塔を訪れ献花し、併設された資料館を視察しました。
石破首相がひめゆりの塔を訪問するのは、防衛庁長官だった時以来、22年ぶりのことです。
石破首相:
どうしてもこの場に来たかった。20数年前に見た時の、あの粛然たる思いをもう一度、自分の胸に刻まねばならないと思ったからであります。
石破首相は訪問の理由について、「総理大臣として仕事をする中で、戦争の悲惨さをもう一度自分の胸に刻まねばならない」と語り、「その思いは今日さらに強くなった」と述べました。