新上五島町で唯一の分娩施設、県上五島病院が今年9月末で分娩を休止することがわかりました。
分娩を休止するのは、新上五島町青方郷の県上五島病院です。
分娩休止の理由について、県上五島病院は産婦人科医の確保が困難であることや、助産師が不足していること、そして少子化に伴う出産数の減少としています。
分娩は今年9月末までで、10月以降は島外の医師が週に数回、派遣される見通しで、妊婦健診などは継続します。
妊娠9カ月までの妊婦は、島外の分娩施設へ受診を促すとしています。
病院は分娩を休止する一方で、産前産後ケアの充実を図るとしています。