6月21日夕方、松江市宍道町のJR山陰線宍道駅で、鳥取行きの特急列車が本来の停止位置を過ぎて停車し、乗客を降ろせなくなるトラブルがありました。
【画像:Googleストリートビュー JR宍道駅】

列車のオーバーランがあったのは、松江市宍道町のJR山陰線の宍道駅で、21日午後4時半ごろ、鳥取駅行きの上り特急列車スーパーおき4号が、本来の停止位置から約150メートル過ぎた位置で停車しました。
列車の停車位置が踏切付近で、すでに遮断機が作動していて、宍道駅まで後退した場合に踏切の誤作動につながる恐れがあったため、次の停車駅の玉造温泉駅まで運転、宍道駅で降りる予定だった乗客1人には、下りの電車への乗り換えを案内したということです。

JR西日本によると、オーバーランの原因は、運転士が「宍道駅を通過駅」だと思い込み、ブレーキが遅れたためだったとしています。

列車は、午後0時54分に新山口駅を出発し、午後6時19分に鳥取駅に到着する予定でしたが、このトラブルで約15分遅れたということです。

JR西日本は、「ご利用のお客様にお詫び申し上げます。全ての乗務員に対し今回のトラブルを共有し、再発防止に繋げます」とコメントしています。

TSKさんいん中央テレビ
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