中東情勢の緊迫を受け現地日本人の退避に備えるため、6月21日午後、境港市にある航空自衛隊美保基地からC-2輸送機が拠点となるアフリカへ向けて出発しました。
21日午後3時ごろ境港市の航空自衛隊美保基地を飛び立ったC-2輸送機。
中東イスラエルとイランで激化する交戦を受け、政府は現地にいる日本人を国外退避させる準備としてC-2輸送機2機を活動拠点とするアフリカ東部・ジブチへ派遣しました。
出発に先立ち作戦部隊の指揮官から出国報告が行われた後、輸送機には陸上自衛隊と航空自衛隊合わせて約120人の隊員が乗り込みました。
外務省はイラン、イスラエルそれぞれから日本人の隣国への退避を進めていることを明らかにしていて輸送機はジブチを拠点に対応に備えるとみられています。