将棋の日本シリーズ、JTプロ公式戦の開幕戦が6月21日岡山市で行われ、羽生善治九段と佐々木勇気八段が対戦しました。
この大会は、去年の賞金ランキング上位の棋士12人がトーナメントで争うものです。
岡山市で行われた開幕戦一回戦第一局には、歴代最多のタイトル99期を誇り、永世七冠を達成している将棋界のスーパースター、羽生善治九段が登場しました。
対するのはこの大会初出場で、去年、竜王戦でタイトルに初挑戦した佐々木勇気八段。対戦成績は3勝3敗の五分です。
持ち時間は各10分と短く、スピーディーな展開で進む対局を、会場では約700人のファンが固唾を飲んで見守りました。
対局は佐々木八段が勝利し、8月に静岡で行われる2回戦に進出しました。2回戦の相手は藤井聡太七冠です。