瀬戸内市在住の日本画家井手康人さんが講師を務める日本画教室が6月21日岡山市内で開かれました。
この教室は、公益財団法人「マルセンスポーツ・文化振興財団」が主催するもので今年で10回目です。
講師の井手康人さんはこれまで数々の賞を受賞してきた瀬戸内市在住の日本画家で、現在は倉敷芸術科学大学の客員教授や日本美術院で審査や運営にあたる同人などを務めています。
21日は岡山県内の高校生28人が参加し、井手さんの指導を熱心に聞きながら自分で描いたデッサンに色付けしていきました。
(参加した高校生は…)
「伸ばしても色がのらないので難しい。ピーマンはハリやツヤがあるのでその部分を上手く表現できたら」
(井手康人さん)
「本物に出会うことが一番大事。伝統や素材感を大事にしてもらいたい」
教室で描かれた参加者の作品は、7月2日から6日まで倉敷市立美術館で展示されます。