学童疎開船「対馬丸」事件の真相に迫る映画の製作を通して集まった寄付金が対馬丸記念館に贈られました。
寄付金を贈ったのは映画「満天の星」を手掛けた寿大聡さんと葦澤恒さんです。
この映画は太平洋戦争末期アメリカ軍によって撃沈された学童疎開船「対馬丸」の生存者の証言を集めるなどしたドキュメンタリー作品で多くの子ども達の命が奪われた悲劇の実相に迫ります。
寄付金は映画の制作にあわせてクラウドファンディングを通じて寄せられたもので対馬丸記念館に37万円が贈られました。
プロデューサー寿大聡さんの話「(対馬丸記念館は)全面的に応援してくださって、史料もたくさん活用させていただいて、本当にお世話になった」
対馬丸記念館は寄付金を子どもたちの平和学習などに役立てたいとしています。
映画「満天の星」は沖縄では全国に先駆けて7月4日に公開されます。