原発再稼働に関する県民の意見を集約する一つの方法として花角知事が挙げていた公聴会。その場で意見を述べる公述人が6月20日、10人選定されました。

【県知事政策局 前田典明 政策統括監】
「柏崎刈羽原発の再稼働に関する県民の多様な意見を把握するということで、そういった意見を聴取できるように公述人の選定をお願いしたい」

6月20日、県庁で開かれたのは、原発再稼働をめぐる公聴会の公述人選定委員会。

経営学や原子力工学などの有識者がオンラインで参加し、これまでに応募のあった人の中から非公開で公述人を選定する作業を行いました。

この公聴会は、原発再稼働について県民の意見を集約する方法の一つとして花角知事が実施を目指していたもので、6月29日から8月末まで全5回にわたって行われる予定です。

20日の委員会では、意見が明確で一貫性があり、事実に基づいていることを選定基準として、応募のあった22人のうち『賛成』『反対』『条件付き賛否』の意見を持つ公述人10人を選定したといいます。

【県知事政策局 前田典明 政策統括監】
「県民の多様な意見を把握するというところなので、様々な意見も聞かせていただきたい、お聞かせ願いたいと。そういったことを聞ける場にしていきたい」

選定された公述人は3人が賛成で、4人が反対、3人が条件付き賛否の意見だということです。

NST新潟総合テレビ
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