6月20日、新潟県長岡市の小学校で少し遅い入学式が行われました。入学してきたのは新1年生ではなく、生後2カ月のヤギ。児童たちはさっそく、ふれあいを楽しんでいました。
20日、長岡市の日越小学校で行われた入学式。歓迎アーチをくぐってやってきたのは、生後2カ月の2匹のヤギです。
命の大切さを学ぶため、1年生の生活科の授業で毎年動物とふれあっている日越小学校。
5月にヤギを招き、ふれあったところ、児童から「もっとお世話をしたい」という声が上がり、今回初めて学校でヤギを飼うことに。
この日行われた入学式では、歓迎の印に児童たちは歌や好物の草を贈るなどふれあいを楽しみました。
【児童】
「楽しかった。モフモフしているところ(がかわいかった)」
【児童】
「ヤギさん、かわいかった。ヤギさんの看板を頑張ってみんなで飾ったりした」
ヤギを迎える前から小屋の飾り付けなど準備に励んでいた児童たち。
【藤森麻友アナウンサー】
「かわいらしい看板が目印のヤギの小屋。児童たちがどこからでもヤギの声が聞こえるように学校の中心に設置されています」
日越小学校は学年を超えて、ヤギの成長を見守っていく考えです。
【日越小学校 木嶋達平 校長】
「1年生だけでなく、ヤギを通して全校にスマイル・優しさの輪が広がるといいなと思っている。一人ではお世話ができないので、友達と協力してやるというところも学んでほしい」
【児童】
「ヤギさんのお世話頑張ります!」