秋田県湯沢市で「三関さくらんぼ」の首都圏に向けた出荷が始まりました。出荷量は減る見込みですが生育は順調で甘さも十分。生産者が自慢のサクランボを送り出しました。
湯沢市の三関地区では特産「三関さくらんぼ」の主力品種「佐藤錦」の収穫が18日から始まりました。
2025年シーズンは春先の低温や天候不順で例年より実が少なく収穫量は減る見込みですが、一つの実に栄養が多く行き渡ったため大きく育ち色づきも順調に進んでいます。
20日はJAこまちや生産者など30人が集まり「三関さくらんぼ」の出発を見守りました。
JAこまち桜桃部会の高橋信治部会長は「我々のサクランボを笑顔で待っているお客さんの期待を裏切らないように、選果・選別、箱詰め作業をしっかりと行って、さすが三関さくらんぼ、さすがこまちのサクランボと言っていただけるものをみんなで出荷して今シーズンも最後まで頑張っていきたい」と意気込みました。
20日は東京の市場に向け約500キロがトラックに載せられたあと、県産の青果物を県の内外にPRするJAのあきたフレッシュ大使が安全に届くようドライバーに花束を贈りました。
JAこまちは2025年シーズン、三関さくらんぼ70トンを出荷し、売り上げ1億2600万円を目指します。