官民連携の事業として岩手県盛岡市の複合商業施設monakaの東隣に建設が予定されていたマンションについて、建設計画の変更が協議されていることがわかりました。
内記和人記者
「盛岡市の複合商業施設monakaです。このmonakaとともに街のにぎわいを生み出す拠点として建設が予定されていたマンションなんですが、現在(6月19日時点)建設予定地は駐車場となっています」
中ノ橋通一丁目地区市街地再開発組合は、官民が連携する市街地再開発事業として国と県それに市からの補助を受け、monakaと共に街のにぎわいを生み出す高層マンションの建設を予定していました。
マンションの規模は19階建て・106戸で、にぎわい創出のため1階には店舗が入り、2027年に完成する計画でした。
市と組合によりますと、2月に実施されたマンションの建設工事の入札が不調に終わったことや、資材と人件費の高騰などを背景に市と組合が建設計画の変更を協議しているということで、建設予定地は一時的に駐車場となっています。
市によりますと、1階に店舗が入ることを前提にオフィスビルや宿泊施設のほか、本来より規模を縮小した形のマンション建設などが新たな計画の候補に上がっているということです。