天皇皇后両陛下は戦後80年にあたり、19日から二日間の日程で被爆地・広島を訪問されます。
両陛下の広島訪問は即位後初めてです。
両陛下は昼ごろ、特別機で広島に入り、まず平和公園を訪れ、「原爆慰霊碑」を拝礼し、「原爆資料館」で被ばく者や戦争体験を語り継ぐ若い世代と懇談されます。
20日は市内の原爆養護ホームを訪問するほか、2014年に発生した集中豪雨の被災地を訪れ、土石流を防ぐために設置されたダムを視察される予定です。
陛下は18日、即位後初めての広島訪問にあたり、「過去と向き合い次の世代に伝えていくことが非常に重要だと考えています」と述べられました。
戦後80年にあたる慰霊と戦争の記憶を継承する旅は、4月の硫黄島、6月の沖縄県に続き3度目です。