宮城県独自の防災アプリの利用者を増やそうと、県は7月から、新たに登録した40万人に、3000円分のポイントを配布するキャンペーンを始めると発表しました。

「みやぎ防災」は県のデジタル身分証アプリ「ポケットサイン」の中にあるミニアプリで、避難指示や避難所の情報を受け取ることができます。県はアプリを通じて的確な避難所運営などにつなげようと、利用者について現状の66万人ほどから100万人に増やすことを目指しています。

こうした中、村井知事は6月18日、7月1日から新たに登録した先着40万人を対象に、3000円分の「みやぎポイント」を配布するキャンペーンを始めると発表しました。

宮城県 村井知事
「狙いはお金を配る経済対策ではなく、大きな災害があったとき、命を救うためのツール」

ポイントは、県内のコンビニやドラッグストアなど、約1600店舗で1ポイント1円として使うことができます。

また、若い世代に仙台空港を利用してもらう機会を増やそうと、県は30歳未満の利用者に対し、国際線では7月から最大1万2000円を。国内線では10月下旬から最大6000円を補助するキャンペーンを始めることも、あわせて発表しています。

仙台放送
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