開館20年を迎えた長崎県美術館の収蔵品から選りすぐりの名作を集めたコレクション展が開かれています。

ピカソやミロなどの作品を間近に、20年をかけて充実を図ったコレクションを堪能できる展覧会となっています。

県美術館が誇るスペイン美術と、長崎にゆかりのある作品のコレクションなど美術館が収蔵する約8900点から厳選された122点が並びます。

開館20周年記念「コレクションの在りか―現在地をみつめて」です。

元外交官の須磨彌吉郎がスペインで収集した「須磨コレクション」を核に、ピカソやミロ、ダリなど20世紀美術の巨匠が描いた作品などを見ることができます。

また、明治以降に県出身者が描いた作品や長崎が題材になっている日本画や油絵などもあって、見ごたえは十分です。

訪れた人
「滋賀から移住して3年目。すごく長崎がわかりやすい、もっと歴史を感じるいい企画」

長崎県美術館 松久保 修平 学芸員
「こんな魅力があるんだというものを味わっていただくとともに、これから先の長崎県美術館のコレクションを一緒に想像していただくための機会になれば」

コレクション展は、県美術館で6月29日まで開催されています。

テレビ長崎
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