船乗りを目指す水産科の高校生たちが航海実習を終えて18日長崎に帰ってきました。

海外でマグロ漁などを体験し仲間との絆が強まったようです。

18日午前9時すぎ、高校生たちは約2か月間の航海を終え実習船「海友丸」で長崎市の港に戻ってきました。

家族とも久しぶりの再会です。

長崎鶴洋には、航海士や機関士を目指せる水産科があります。

実習は福岡県と山口県の水産高校と合同で行われ、長崎鶴洋の3年生などあわせて35人が参加しました。

生徒たちは、長崎からハワイ沖まで航海し、船上での見張り方やマグロの延縄漁などを教官から指導を受けたということです。

生徒たちは、実習以外でも思い出ができました。

長崎鶴洋高校 水産科 3年 浅田 海斗 さん
Q印象的な思い出は
「ハワイに行けたことが楽しかった」
「一番記憶に残っているのはハンバーガー。ハワイのハンバーガーはボリュームがあって美味しかった」

実習に参加した生徒のほとんどが男子で、女子はわずか3人。

山口莉央さんは、実習で仲良くなった友達との別れを惜しみました。

長崎鶴洋高校 水産科 山口莉央 さん
「この実習がないと関わることがない人たちと関われて、いい経験できたなと思う」
「船に乗りたい気持ちが強くなった。たくさん勉強して知識つけて船に乗る」

生徒たちは、船乗りに必要な技術を学ぶとともに、同じ志を持つ仲間と交流を深めていました。

テレビ長崎
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