日本郵便で運転手の点呼が適切に行われていなかった問題で、国土交通省は、安全管理を担う「運行管理者」の資格返納を命じる方針です。
日本郵便では、全国の75%にあたる郵便局で運転手への不適切な点呼が確認され、国交省は、トラックなど約2500台の運送事業の許可を取り消す方針を通知しています。
点呼で運転手の疲労や健康状態を把握し、安全管理を担う「運行管理者」200人以上についても資格の返納を命じる方針です。
すでに行政処分案の受け入れを表明している日本郵便は、18日に行われた聴聞を欠席していて、国交省は、6月中にも正式に処分を決定する方針です。