2025年4月に就任した三菱重工長崎造船所の藤田真新所長がこのほど会見を開き、意気込みを語りました。

4月1日付けで三菱重工長崎造船所の所長に就任した藤田真さん(56)です。

東京大学工学部を卒業後、1991年に三菱重工に入社しました。

入社後は原動機事業に配属され、エンジン開発などに取り組んできました。

長崎造船所では、船の建造以外にも火力発電所のボイラーや航空機エンジンの製造もしています。

脱炭素化は、どの事業にも共通する研究課題です。

藤田所長は「研究の情報をスムーズに共有し脱炭素化を加速させたい」と語りました。

三菱重工長崎造船所 藤田 真 所長
「工場の中でも動力といったものも、再生可能エネルギー由来の電力を使うであるとか。よりエネルギー効率をあげることに取り組まなければいけない」

造船事業では、ミサイル防衛能力を強化したイージス・システムを搭載する護衛艦1隻の着工が2025年度予定されています。

藤田所長は「トラブルがないように取り組みたい」としています。

テレビ長崎
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