老朽化に伴う復原事業で解体工事中の国の登録有形文化財、日南市の「花峯橋」について、貴重な木造の橋であることを知ってもらおうと、市民説明会が開かれました。
説明会は17日、解体工事中の現場で行われ、地域住民をはじめ油津小学校の児童などが花峯橋の内部の老朽化した部分などを見学しました。
そして調査、設計の担当者から、老朽化で取り替えた木材のつなぎ部分など、解体で明らかになったことが紹介されました。
(見学した小学生)
「こんなにボロボロになっているとは思わなかった。通ってみたいです、新しい橋」
(見学した小学生)
「いつも見ていた景色が急になくなってちょっと寂しいと思う。新しい橋も楽しみだけど、前の橋も見たいと思う」
(見学した市民)
「今後どのような形で復原されていくか。3年くらいかかるとおっしゃたので、見ていきたい」
花峯橋は国の登録有形文化財で、解体された木材の半分は復原工事に使えることが分かり、日南市では復原に向けて2027年度以降の着工を目指します。