厳しい暑さが続く中、学校現場でも熱中症対策が欠かせません。
宮崎市の小学校では、日傘や冷却グッズを使いながら登校する児童が増えています。

(児玉泰一郎アナウンサー)
「通学中の小学生なんですけど、あちらの子、日傘をさしていますね。おはようございます」

(児童)
「日焼けしないため」

(Q.日傘をさすと?)
「暑くない」

(児玉泰一郎アナウンサー)
「こちらの2人も日傘をさしていますね。ネコのプリントがしてあって、かわいらしい日傘です」

宮崎市の西池小学校では、2024年から児童が登下校する時に日傘を使うことを認めています。
18日の朝も、日傘をさしながら登校する児童の姿が見られました。
中には、首元を冷やす冷却グッズをつけている児童も…。

(児童)
「結構首が気持ちいいです」
「暑い時はつけないと、めっちゃ暑かった」

(Q.首につけて、日傘をさしたらどう?)
「ちょうどいいです。暑い日にも」

(Q.暑い日も乗り切れる?)
「はい」

(西池小学校 西本真美 教頭)
「時間をかけて歩いてくる子供たちも多いので、熱中症の危険性もありますし、保護者からの要望もありまして、朝から汗ダラダラではなくて、朝からいいスタートを切れる意味でも日傘をさしてくる子は結構います」

(児玉泰一郎アナウンサ―)
「そして、こちらの小学校では、登校してきた子供たちの体感温度を下げようと、下駄箱にミストシャワーが設置してあるんです。ひんやりして涼しいですね」

校内の下駄箱に設置されていたのは、用務員手作りのミストシャワー。
厳しい暑さから子供たちを守るため、学校現場では様々な取り組みが行われていました。

一方 宮崎市内では

(オカファーエニス豪アナウンサー)
「デパート前交差点です。曇っているときは風が涼しく感じられたんですが、太陽が出ると風がモワっとして蒸し暑く感じます」

18日の県内は、高気圧周辺の湿った空気が流れ込み、午前のうちは雲が厚く、にわか雨もありましたが、昼まえからは日差しが届きました。

最高気温は、延岡市で33.1℃宮崎市赤江で33.0℃を観測するなど、県内ほとんどの地点で30℃以上の真夏日となりました。

消防などによりますと、18日、県内では熱中症の疑いで2人が救急搬送されたということです。

テレビ宮崎
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