愛媛県の松山市がJR松山駅周辺で道路や公園などを整備する区画整理事業を巡り、完了時期の延期が発表されたことを受け、県は会見を16日に開き、まちづくりの具体像やスケジュールを早急に示すよう改めて求めました。

県土木部・橋本博史部長:
「県としましては土地の造成事業であります土地区画整理事業に続く、駅周辺のまちづくりが最も重要でありますことから、松山市に対しては改めて、そのことを強く申し入れたいと考えております」

愛媛県が松山市に訴えたのは、松山市が担当するJR松山駅周辺の再開発を巡る、まちづくりの具体像やスケジュールの早急な公表。「路面電車の引き込みや延伸などまちづくりの具体像が示されていない」と指摘しました。

松山市は13日、区画整理事業の完了が2年遅れの2028年度になる見込みと発表。理由は、県が担当する旧駅舎の撤去などのスケジュールが示されたことを踏まえ、精査したためとしています。

この説明に愛媛県は「延期の理由は県の事業によるものではない」と反論。2023年1月の予定延期以降では計画は通り進んでいて、「県の事業と並行して進められる工事もあった」としています。

県は「利用者の目線に立って早急に検討して欲しい」としています。

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テレビ愛媛
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