17日は列島各地、真夏のような暑さになりました。
猛暑日は65地点と2025年最多となりました。

全国で最も暑くなったのが山梨・甲府市の38.2度でしたが、37.7度を記録し全国で2番目に暑かった群馬・高崎市から、広瀬修一キャスターが午後5時現在の様子を中継でお伝えします。

37.7度を観測したのは午前10時40分ごろです。
そこから6時間ぐらい時間がたっていますが、なかなか気温が下がらず、駅前の気温計を見ると36度と表示されています。

1時間ほど前は38度で、2度この1時間で下がりました。
というのも、奥にあった太陽が雲で見えなくなりました。一瞬曇ってこれだけで2度下げる効果があるんだというのが本当に実感されます。

駅前も人が少なかった状態から今、どんどん人が出てきました。
上越新幹線が走っているため駅の利用者が多く、日なたの時はこの出入り口はずっと日が当たっていて人がいなかったのですが、駅前も日陰になったとたんに人が出てくるというような様子があります。

駅前通りもつい先ほどまでは、日なたにはほとんど人がおらず、日陰に人がいたというような状況でしたが、今は皆さん表に出てくるようになっています。

続いて、熱中症の警戒が呼びかけられている中で、埼玉慈恵病院前から東中健キャスターがお伝えします。

埼玉・熊谷市では午前中から30度を優に超えて、午後2時時点で37度を超え猛暑日を記録しています。

夕方になった今でも手元の気温計を見てみると36.4度を観測しています。
じりじりとした日に焼けるような暑さがあります。

この時間帯になっても雲一つなく、かんかん照りになっています。

梅雨のこの時期とは思えないような気温になっていて、埼玉慈恵病院に話を聞くと、熱中症の症状で17日に救急搬送されたのは3件あったということです。

17日、なかなか気温が下がらない中、熱帯夜になる可能性もあるということで、これからさらに救急搬送が増える可能性もあるという話を病院の人はしていました。

6月のこの時期としては、かなり救急搬送の数が多いということです。

3人救急搬送されたうちの全員が70歳以上の高齢者だったということです。

これからさらに暑くなる可能性があるということで、熱帯夜に気を付けてください。

FNN
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