日産自動車は17日、3代目となる新型EV=電気自動車の「日産リーフ」を世界に発表した。
航続距離は、現行モデルから4割ほど伸びた600km(※北米仕様)で、最短35分で10%から80%まで充電可能としている。
栃木工場とイギリスの工場で生産し、2025年秋に北米で販売を開始し、日本とヨーロッパでも順次展開する予定。
これまでの「日産リーフ」では、航続距離や充電が購入の障壁になっていたとして、新型には、ナビと連動してバッテリーの温度を管理する日産初の技術やパワートレインなどを導入し、性能向上でEV市場での巻き返しをはかる狙い。
2010年の初代の発売以来、世界で70万台以上を販売し、総走行距離は280億kmを超えていて、「EVのパイオニアである日産として、将来のスタンダードにしていきたい」としている。