大分県内などで大麻を使用した疑いで住所不定の男が逮捕・送検されました。
麻薬取締法が改正されて以降大麻の「使用」での逮捕は県内で初めてです。
麻薬取締法違反の疑いで5月逮捕・送検されたのは住所不定の塗装工古賀宗里容疑者21歳です。
警察によりますと古賀容疑者は2025年1月から4月までの間に県内または福岡県などで大麻を使用した疑いが持たれています。
5月、中津市内の路上で警察官が古賀容疑者に職務質問をし、尿検査などの捜査を行った結果、容疑が固まったため逮捕したということです。調べに対し古賀容疑者は容疑を認めています。
2024年12月に医療目的以外で大麻を使うことを禁止する麻薬取締法の「使用罪」が施行されて以降県内では初の逮捕となりました。
大麻についてはこれまで単純所持は罰則が5年以下の懲役刑でしたが、新たに新設された使用罪では7年以下の拘禁刑が科されます。