静岡県伊東市議会の6月定例会が始まり、5月に新たに就任した田久保眞紀 市長が「即断即決をして行動力を発揮したい」と所信を述べました。
田久保市長が就任し初めての本会議とあって、約70ある傍聴席は支援者などで満席となりました。
その中で、田久保市長は「全身全霊をかけ市民のための市政を実現したい」と所信を述べたほか、選挙戦で争点となった新しい図書館や文化ホールについては「本当に必要な施設の優先順位をつけ各方面の意見を聞きたい」と話しました。
また、耐震性が不足するこども園は仮移転を急ぐ方針やデジタル技術の活用を含めた新たな交通サービスの導入を目指す考えを明らかにしました。
伊東市・田久保眞紀 市長:
私たちの街に本当に必要なものは何か、常に市民目線を忘れず初心を決して曲げることなく、一方で皆さまの声にしっかりと耳を傾けながら即断即決し行動力を発揮して、伊東の街が真の意味で活力のある街に再生を果たすため、市民の皆さまとの協働により誠心誠意市政運営に努めて参る所存であります
市長の演説に対しては6月24日から2日間代表者質問が行われ、論戦が交わされる見通しです。